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卓球のルール変更の歴史を詳しく解説!

目白卓球倶楽部の星です!

今回は、卓球のルールの歴史について紹介していこうと思います!

卓球は試合のルールから用具の規定まで様々なルール改正がされてきました!

過去と現在を比べるとビックリする程のルールの違いがあります!

え?こんなルールだったの?

というものも多いと思いますよ!

そんな卓球のルール改正の歴史を是非ご覧ください!

1987年 サービスのトスの高さが16cm以上となる

1987年にサーブトスの高さに規定が設けられました。

その前まではサーブトスは何cmでも良かったということですね!

なぜ16cm以上という規定が設けられたのかというと

当時「ぶっつけサーブ」というサーブのスイングと同時にボールを持っている手でラバーに向かって強くボールをぶつけ

ボールに強烈な回転をかけるサーブを使用する選手が増え、相手がほとんどレシーブできずにラリーが終わってしまうという時代がありました。

サーブだけでラリーが終わってしまう試合が多くなり

このままではフェアでなく卓球がつまらなくなってしまう

という危機感から、ぶっつけサーブを出せなくするためにトスの高さに規定を作ったのでした。

2000年 ボールの大きさが38mmから40mmに変更

ボールの大きさが2mm大きくなりました!

38mmボールを使用していた当時はトップ選手の試合になるとボールのスピードが速すぎてラリーが続かず、観ている人がつまらなくなってしまうといった問題がありました。

それにより、ボールを大きくして空気抵抗を多くし、スピードを出づらくすることでよりラリーが続きやすいようにして卓球を観る人がつまらなくならないようにすると言ったのがボールサイズ変更のきっかけとなりました。

2001年 1セット21点制から1セット11点制に変更

卓球は元々1セット21点、3セット先取でした。

なぜ現在の1セット11点、5ゲーム先取になったのかというと

1試合のゲーム数を増やし、1セットの得点数を短くすることによってより白熱した試合が多くなるようにしたのです!

21点では点差が大きく離れた時に逆転するのが難しくなり、一方的にやられてしまうケースが多かったのですが、11点になったことで逆転できるチャンスが増えたのです。

観る側からすると、ハラハラした試合が多くなったほうが楽しいですよね!

2002年 サーブのインパクト時にボールのでどころを腕で隠すハンドハイドサービスが禁止になる

サーブの際はボールのインパクトの瞬間が相手に見えるようにしなければならないというルールが設けられました。

以前は腕や衣服でボールのでどころを隠して相手にサーブの回転の種類などを分かりづらくするハンドハイドサーブが認められていましたが

相手が返せずにラリーが終わる、観客も見ていてどんなサーブが出たのか見えないなどの理由からハンドハイドサーブは禁止となりました。

2008年 有機溶剤性接着剤の使用が禁止になる

ラバー接着の際に使用するとスポンジが膨張し回転やスピード性能が格段に上がる有機溶剤性接着剤が禁止に。

禁止前は多くのプレイヤーが使用しており、ラバーの性能を上げる加工をしていましたが、接着剤の物質が人体へ悪影響を及ばすという理由で2008年に禁止となりました。

2015年 セルロイドボールからプラスチックボールに変更

ボールの素材が変わりました。

セルロイドからプラスチックに変更された理由としては

・可燃性が高く燃えやすいので火災の可能性をなくすため

・セルロイドが天然素材の為、供給不足を防ぐため

などといった理由が挙げられています!

まとめ

いかがでしたか?

卓球は観る側が楽しめるようによりラリーが続くようにするためのルール変更やよりクリーンな環境でプレーするためのルール変更などが何度も行われてきたわけですね!

確かに、昔の試合の映像と現在の試合の映像を見比べてみると現在の試合の方がラリーが長く、見ごたえがありますね!

来年に無事オリンピックが開催され、日本選手団の活躍でより卓球ブームが訪れるといいですね!

目白卓球倶楽部では初心者の方のご来店も大歓迎です!

ルールなどが分からなくて不安な方も心配いりませんので、ご興味がある方は是非一度レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?

ご来店お待ちしております!

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